スウィングガールズ

少し前ですが見てきました。
まあ、見事なまでに「ウォーターボーイズ」の二番煎じ。良くも悪くも。ただ、前作の方が笑いが多かった気はしますね。あと、やっぱり勢いも少し落ちたかな。
あいかわらず、細かい所まで作り込まれていて、全体的には十分満足できた。(野球のシーンで「スウィングしないと意味がないべさ」とか言わせたあたりとか、ツボ)

スウィングガールズの皆様ですが、それほど強い印象は残りませんでしたね。

あとは、西田尚美が前作同様目立たない役で出てるなとか、竹中直人もトーンダウンしてるなとか、眞鍋かをり白石美帆に変わったけど大差ないなとか、キャストの印象はそれくらいしかない。

ただ、全体として楽しく見られたのは、基本的には俺が好きな音楽もの映画で、しかも素材がビッグバンド・ジャズっていう好きな音楽だったのが大きいんだと思う。最後に「sing sing sing」とか超べたべただけど(ミュージカル「Swing!」「FOSSEE」「ソング&ダンス2(四季)」もそう)、やっぱりいいんだよね。この要素がわりと大きくて、もし、これがジャズじゃなくて料理を頑張るぞ、みたいな映画だったら、評価は厳しくなってたかも。

そうそう、書き忘れたけど大倉孝二。本当にちょい役だけど、相変わらず存在感あっていい。

もう一回見てもいいけど、DVDは買わないかな(ウォーターボーイズは買った)
ただ、全体としてもう少し詰められるはず。序盤とか冗長だったよ。