司法改革
タイトルはこんなんですが、小説です。
- 作者: 姉小路祐
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/12
- メディア: 新書
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どうも、大学院で司法改革について勉強していたらしい。
まあ、その司法改革については日本の司法の問題点について
改革に賛成と反対の双方の立場からの主張をまとめてあって、
これはこれでいいんだろう。
ただ、裁判員制度の導入が決まった今となっては、
目新しさに欠ける点は否めない。
裁判所の利権についてはよくわからんのでパス。
で、小説としては、それなりには読めるけど、
結末がいまいち。
裁判所の利権が最後に明らかになるような構成なら
よかったのに。
ちなみに、現代の日本司法を題材にした小説なら
中嶋博行の一連の作品の方が面白いと思う。