イーストウィックの魔女たち

行ってきました博多座デビュー。
まあ、博多座の存在というのは、俺が福岡を選択した理由の一つなわけで
ようやくいけて満足。


まず、劇場の感想からだけど、なんかとっても綺麗で豪奢なつくり。
正直驚いた。

一応、写真も軽く撮ってきた。
まあ、やたらものを売っている店が多いのとかは、帝劇風ですな。
なんかゆったりしてる感じがしたな。


さて、舞台の感想ですが、結構楽しめた。
全体的に笑いを取りに行っている感じ。まあ、滑っているのも多かったけど。
そして、結局は陣内孝則の一人舞台かも。
とにかくもう、博多弁を多用してそのたびに笑いがとれる。
途中、あまりの博多弁の激しさに、出演者の一路・森が笑いをかみ殺すシーンが
あったりしたくらい。
で、役柄的にもカリスマ的魅力を持つ男と言うことであっていたのではないかな。
陣内さんはミュージカルの人じゃないけど、まあ、あの役柄をこなすには、
あっていたと思う。


ストーリー自体は、まあ別に感動とかはしないんだけど、
アンサンブルナンバー多かったし、
陣内さん主導のダンスナンバーとかやたら盛り上がったし、
楽曲もそれなりによかったし(心に残るものはなかったが)、
最後の三人の歌とかは、少し感動したし、
魔女三人および大浦さんも手堅い演技でよかったし、
総じて結構楽しめた。


1幕の展開が少したるかったし、
売り物のフライングも一度だけ、かつ動きが単調と期待したほどではなかったのが
少し残念。


まあ、でもカーテンコールの盛り上がりも悪くなかったし、
何より久しぶりのミュージカルと言うことで序盤はちょっと鳥肌が立った。


そうそう、言い忘れたけど、
指揮者がすごかった。
舞台の上に併せて、演技っぽいことをしたり、
手拍子を煽ったり、手をぐるぐる回して指揮するなど
やたらハイテンション。
これは、この人の特質なのか、それとも作品の特質なのかわからんけど
かなり楽しませてもらいました。