桃次郎の冒険(劇団四季)

今日は、日舞を見たり、友達の家の前まで行ったりと盛りだくさんだったんだけど、
ここでは、朝テレビでやってたミュージカルのことでも書こう。


「桃次郎の冒険」はファミリー・ミュージカルの一つ。平たく言えば子ども向けってことですな。特徴は、観客に歌を歌わせること。もっとも、子ども向けといってもそんなに馬鹿にした物ではなく、「人間になりたがった猫」とかは大人が見るに十分耐えうる内容だと思う。ただ、「桃次郎の冒険」は、あまりいい評判を聞いてなかったので、今日はビデオにも撮ることもなく期待せずに見始めた。


ところが、なかなかどうして、これが面白い。題材は桃太郎を桃太郎悪玉史観から再構成しただけで、まあ、子ども向けといえば子ども向けなんだけど、ディテールが面白かったのかな。個々のシーンは面白く見られる物が多かった。あとは桃三郎のキャラがよかった。なんか凄いスパルタな感じなの。
あとは、
「気っぷがいいねえ」
「切符?鬼ヶ島に行くのに切符が必要なの?」
みたいなネタに、おいおい、観客の多数を占める小学生は「気っぷがいい」なんて表現知らないだろ、とか突っ込んだりとか(実際全然笑い取れてなかった)。


そんな感じで楽しく見ることができました。劇場で見たいかと言われたら、たぶん見たくないんだろうけど。(実は、数年前に劇場でファミリー・ミュージカル「王様の秘密」を見たことがあるけど、さすがに観客が子どもばかりで恥ずかしかった記憶あり。質的には、さすがにメジャー作品とは格差があるしなあ)