デモクラシー

昨日見てきました。
西ドイツ首相ブラントとその秘書ギョームのお話。
男10人の芝居です。
鹿賀丈史市村正親をメインに
近藤芳正、今津朋彦、、藤木孝石川禅三浦浩一、温水さんなど超豪華キャスト。

そして脚本はマイケル・フレイン。
かつて「コペンハーゲン」を見たのだけど、
その時は強い衝撃を受けた。
自分の中でベスト・ストリートプレイ。
ということで、これは見に行くしかないでしょ。
ちょうど学生券も安く手に入ったし。
まあ席は二階だったけど。

さて感想ですが、それなりに面白かったですよ。
コペンハーゲン」には及ばなかったけど。
やっぱり登場人物が多かったせいで、若干物語が拡散した感じがする。
ストーリーはところどころ興味深い点もあったけど、
結局のところ、何か強いテーマを感じ取ることはできなかった。

まあ、でも俳優陣は皆素晴らしかったし、
シンプルなセットも演出もよかった。

コペンハーゲン」に続いて出演していた今津さんのことは書いておこう。
彼の役は東側のエージェントで
市村正親演じるギョームとしか話をしない。
でも、ずっと舞台の上にいて、なかなか面白いポジション。
この構成はなかなかよかったな。
今津さんは、相変わらず存在感がある。
今後も注目していこう。

あと、石川禅
この人は僕の中では、未だにミュージカル役者のイメージが強いのだけど、
演技もよかったよ。

まあ、そんな感じで全然レビューできてないけど、
全体的な満足度は結構高かった。
たまにはストレートプレイもいいね。


追記(2月24日午前1時過ぎ)
衝動的にAmazonで、戯曲を購入。しかも英語版。