シェラザード

シェエラザード(上) (講談社文庫)

シェエラザード(上) (講談社文庫)

シェエラザード(下) (講談社文庫)

シェエラザード(下) (講談社文庫)

浅田次郎の小説。少し前にNHKか何かで映像化されていた気がする。
浅田次郎は、高校時代に結構はまり、蒼穹の昴とか、プリズンホテルとか
かなり面白かった記憶がある。あとは、メトロに乗ってとか。
この人も相当うまい人だ。


で、シェラザードは第二次大戦中のお話で、
四季のミュージカルや古処誠二などで、時たま戦争について
考えている身としては入りやすかった。
まあ、そういう断片的な知識ばかりなのだけど。


感想を簡単に書くと、大がかりな舞台装置と
もったいぶった話の進め方の割には、
インパクトは少し弱いかな、と。
最近、浅田次郎から離れていたせいもあるかもしれないけど。
でも、まあまあ楽しめた。