あきらめのよい相談者

こっち来てから、本を読む時間が減っているんだけど、
これは、福岡の弁護士が書いた本と言うことで読んでみました。

あきらめのよい相談者 (創元推理文庫)

駆け出し弁護士の主人公と、その友人の受験生が
様々な謎を解いていく話。
といっても、大きな事件が落ちるわけではなく、身近な謎。
そんな話が４軒。
個人的には、謎解きの部分はさして面白いとも思えなかったけど、
注目すべきは、福岡の描写のディテールの細かさ。
あと、弁護士業界の描き方のリアルさ（本当にリアルかどうかは分からないが）。
ここらへんは、さすが。


あと、文章なんだけど、なんというか素人っぽい。
（偉そうな事いってすいません）
山田真哉の女子大生会計士シリーズを思わせる。