屋根の上のヴァイオリン弾き

今年初観劇です。
まあ,福岡だと選択肢ないからね。
ちなみにこれが終わると,4月までミュージカルはないのだ。


屋根の上のヴァイオリン弾きは,高校生の時に見たことあるけど
さほど印象に残ってない。西田敏行の時だと思うけど。
まあ,あのときから年も食ったし,少しは理解できるのではと期待。


早速,感想ですが,まあ,何とも古くさいミュージカル。
まあ,それもまた良しって感じかな。
古くさいって言うのは,時代背景も古いんだけど,
派手な舞台効果がない,芝居と歌がはっきり別れているとかそういうこと。
まあ,それは正直さほど好みではないけど,別に悪いとは思わないのさ。


それなりには楽しめたんだけど,どうも感情移入しにくいな。
やはり,時代が違うというのもあるしね。
あとは,宗教というものが相当テーマに入っていると思うんだけど,
それがいまいち理解できないというのもあるしね。


キャスト陣は,さほど印象に残らず。
新婚市村さんが一人で大活躍な感じかな。
若干,市村さん的な笑いが多くて,途中,少しだけ閉口したけど
まあ,そういう役所だからいいのかな。
奥さん役の浅茅さんは,なんともリアルな感じで良かった。
他のキャストがどうもね。あと,全体的に歌が弱いかも。


ちょっと感想がネガティブになってしまっているのは,
幕間に後ろの座っていた客らがつまらないつまらない言っていて
非常に気分を害したからかも。本当に止めて欲しい。
あと,客の入りが結構悪かった。そのせいか市村さんが終演後に
挨拶してたよ。