本屋大賞
皆様,小説読んでますか?
まあ,そんなに読んでないんだろうな。
あんまり周りの人と小説の話とかしないし。
まして,新刊小説をフォローしている人など少ないでしょう(俺も無理)。
さて,今年で3回目となる書店員が選ぶ本の賞である本屋大賞の
ノミネート作品が発表されました。
『県庁の星』桂望実(小学館)
『告白』町田康(中央公論新社)
『サウスバウンド』奥田英朗(角川書店)
『さくら』西加奈子(小学館)
『死神の精度』伊坂幸太郎(文藝春秋)
『その日のまえに』重松清(文藝春秋)
『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』リリー・フランキー(扶桑社)
『ナラタージュ』島本理生(角川書店)
『ベルカ、吠えないのか?』古川日出男(文藝春秋)
『魔王』伊坂幸太郎(講談社)
『容疑者Xの献身』東野圭吾(文藝春秋)
本屋大賞っていうのは,おそらく,直木賞に代表される評論家が選ぶ賞と
実際に売れている本との中間のラインを意識している賞なのだろう。
ちなみに,物凄いベストセラーは,普段本を読まない人に支持される本だと思う。
今回知って驚いたのが,本屋大賞が意外と少ない人数で選ばれていること。
数百人。第1回は,100人以下だったらしい(二次投票)。
最初は,「東京タワー」で堅いかと思ったけど,売れすぎているという指摘が多かった。
なるほど。そういう考慮もあるのか。
「告白」も面白かったけど,一般向けじゃないしな。
となると,「ナラタージュ」なんでしょうか(未読)。
今,気がついたけど紀伊国屋のスタッフが選んだランキングと似てるな。
まあ,話題になった小説なんでしょう。物凄く狭い範囲でだろうけど。