東北旅行記 その2(食事編)

盛岡冷麺@ぴょんぴょn舎

今回の食事は全般的に充実していた気がする。
一人旅ならこうは行くまい。


1.納豆汁@新庄
新庄名物との情報(Kさん)に従って、食べたけど、おいしかった。
名前からするとちょっとゲテっぽいけど、
要は、納豆風味のキノコ汁(味噌ベース)と言っても大して間違いではないだろう。
納豆の味はそこまで強くなかったと思う。
家庭でも似たようなものはつくれそう。


ちなみに、新庄で気になったのは、とりもつラーメン。
どうやら、地元の名産としてプッシュするつもりらしい。
しかも「愛をとりもつラーメン」とかいう恥ずかしいコピーがついている。
どうも新庄ではとりもつをよく食べるみたい。


2.宿の食事
いかにも山の中らしい素朴な食事でそれなりに良かったと思う。
夕食のメインはきりたんぽ鍋。
きりたんぽ鍋は家でもわりとよく食べるのだけど、
そこまで味は変わらず。
他は、キノコが多かった。キノコ好きなので問題なし。
朝食も、まあまあ。
秋田と言うことで、はたはたを少し期待していたのだが、
でなかった。宿の位置からすれば出さない方が自然か。


3.冷麺@盛岡
盛岡と言えば冷麺である。おそらく、既に全国区だと思うけど、
一応、軽く説明。
冷麺というのは、あの焼き肉屋とかによくある韓国風のやつ。
とはいえ、微妙に違う。
ぱっと見てすぐ分かるのは麺の太さ。
盛岡のやつの方のが太い。
他の違いはよくわかりません。
元から冷麺好きなので、期待通りうまかったな。
一緒に食べたビビンバもうまかった。
ちなみになぜ冷麺が盛岡でここまでメジャーになったかは、
少し調べてみたけどよく分からなかった。
そもそも発祥も戦後みたいだし。


4.牛タン@仙台
仙台と言えば、牛タン。今回は駅の中で食べました。
駅ビルの中に市内の有名店が何軒か入っているようで、
街に出るまでもないと言うようなことを店員に言われたので。
ただ、店の雰囲気はきわめて小綺麗。
昔テレビで見た牛タン屋は煙が立ちこめてて、飲み屋みたいな感じだったので
若干イメージと違ったことは確か。
1人前と1.5人前が選べる。1人前が8切れのよう。
俺は1.5人前を食べたのだけど、意外とあっさり食べられた。
塩味とみそ味が選べるのだけど、味噌の方が好きかも(少数派?)。
仙台の牛タンと言えば、狂牛病騒動の時に話題になったけど、
あのときに仙台の牛タンはほとんどがアメリカからの輸入と聞いたときの
衝撃は忘れられない。
というか同時に聞いた、「アメリカで年間に食用に供される 牛は3千6百万頭で、
その3分の2の舌を日本人が買い集めて食べている」という話の方が
衝撃的だったのかも。
ちなみに仙台で牛タンがメジャー化したのは、戦後、米軍が仙台にいたときに
そこで、要らなくなった牛タンを引き取って売るようになったのが原因きっかけ
と聞いています。
アメリカ人は牛タン食べないんだね。


5.おみやげ
今回のおみやげは、「いぶりがっこ」と「じゃじゃ麺」と
どちらも食べ物になりました。
前者は、秋田名物の薫製にしたたくあん。
宿でつまみとして丸かじりしてうまかったので翌日購入。
スモーキーでいい。
じゃじゃ麺」は盛岡第三の麺として有名。
これも中華料理のジャージャー麺とは微妙に違うらしいが
食べたことないのでよく知りません。