020 漂流裁判
- 作者: 笹倉明
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1988/07
- メディア: 単行本
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手続とかについては本当にリアル。最初弁護士が書いた本かと思った。
とはいえ,どうも話に入り込めなかった。
弁護士が,探偵ばりに調査しすぎという野暮な突っ込みはしない。
ただ,なんか地味な話だし,色々と複雑だし。
あとは,被害者とされている女性をはじめとする
登場人物のキャラクターがいまいち理解しがたかったな。
もっとも,裁判というものが内包する曖昧さというものを
描いている点は,悪くないと思った。
漂流裁判+ブログで,Google検索したら,
お友達のブログが出てきたのにはびっくりした。