044 遮断
- 作者: 古処誠二
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/12/20
- メディア: 単行本
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舞台は沖縄戦の終盤で,
脱走兵と負傷した少尉と幼い娘を防空壕に残してきた母親が
北上する話。
ここで,北上について注釈すると,
アメリカ軍は北から侵攻したらしく(浅学ですいません)
避難する住民や撤退する兵士達とは逆行するということです。
はっきり言って,感動するような話でもないし,
むしろ後味は悪い。
結末とか,実は,よくわからなかったりもするんだけど,
とにかく今回も凄いものを読んだという感想しかない。