044 遮断

遮断

遮断

読みました。過去にも書いたことあるけど,古処誠二はいい。


舞台は沖縄戦の終盤で,
脱走兵と負傷した少尉と幼い娘を防空壕に残してきた母親が
北上する話。
ここで,北上について注釈すると,
アメリカ軍は北から侵攻したらしく(浅学ですいません)
避難する住民や撤退する兵士達とは逆行するということです。


はっきり言って,感動するような話でもないし,
むしろ後味は悪い。
結末とか,実は,よくわからなかったりもするんだけど,
とにかく今回も凄いものを読んだという感想しかない。