ハリーポッターと謎のプリンス

ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)

ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)

そういや、少し前に読んだのをすっかり忘れていました。
第6弾。
残り1巻ですか。少し悲しいですね。


この巻も原書で購入していたのだが、3章くらい読み終わった段階で
断念してしまった。まあ、学生の頃と比べると時間もないわけでと
言い訳をしておく。


感想だけど、やっぱりおもしろい。
だんだん話が暗くなってきているという評価もよく聞いていて、
確かにその通りだけど、だからといっておもしろさは失われないと思う。
最初から結構暗い部分がある小説ではあったわけだし。
ただ、若干あっさりしてきた気がしなくもない。
物語のスケールも大きくなり、登場人物が増えたこともあるから仕方ないとは思うけど。


翻訳は相変わらず微妙だな。今回感じたのは言葉遣いの古くささ。
「抜き手を切る」ってあんた小中学生にわかるとでも思っているのか?
抜き手って要はクロールのことなんだろうけど(微妙に違うらしいが)
現代の語彙じゃないよね。


翻訳者松岡さんの税金の問題についても少しだけ。
具体的事情はよく分からないけど、結構微妙な事実認定の話だと思うので
松岡さんを責めるのは早計だろう。