最後の願い

最後の願い

最後の願い

ちょっと前に紹介した光原百合の作品。
短編集というか一つの劇団を舞台にした連作集。
劇団と言っても立ち上げ段階だけど。


「十八の夏」にも驚かされたけど、これもかなりおもしろい。
最初にある物語が語られるんだけど、
主人公(複数)の推察によって、真相に明かされるというスタイルで
推理小説というよりは気の利いた短編小説という感じ。
推理好きなら、別に驚かないのかもしれないけど、
俺はわりと漫然と読んでいるから、結構意外性を感じてよかったな。


それにしても光原百合、今年最大の収穫な気がする。




そういえば、あっという間に10月になっておりました。
今月から、また人生のフェーズが変わります。
このブログの存続もどうなるかわからないけど、特に閉鎖とかはせずに
書けるときに続けるつもりです。
思えば、ブログをはじめてもうすぐ2年。アクセス数もいつの間にか5万を超えました。
いつも見てくださっている方々どうもありがとうございます。